アイルランドにはいくつかの都市がありますがまだまだ情報が少なくどこがどのような場所なのかわかりにくいのが実情です。ここではアイルランドの都市コークCorkについて基本的な情報をまとめています。
■アイルランド コークCorkの基本情報
2005年に欧州文化首都に選出されたアイルランド第二の都市コークの魅力についてご紹介いたします!
アイルランド随一の教育都市コーク
アイルランドの地名はよほどのことがなければ首都タブリン以外思い浮かばない方が多いと思いますが、オイスター好きにはたまらない牡蠣の街であるゴールウェイや、第二の都市であるコークがあります。このコーク (Cork)という都市は、アイルランド南部、マンスター地方にあるコーク州の都市を指し、人口は11万9230人(2011年)の規模になります
名前の由来はアイルランド語の”corcach”(ぬかるんだ場所)という言葉から来ています。そしてなんとコークはアイルランドの重要な教育の中心地であり、1200人中1人が博士課程の学生という割合はアイルランドで最も高い比率となっています。コーク都市圏の総人口の内、10%は学生が占めている状況からもわかるかと思います。
ユニバーシティ・カレッジ・コーク(UCC)とコーク技術大学には100ヶ国以上から留学生が訪れています。また、国立アイルランド海事大学と呼ばれる航海学と海洋エンジニアリングを学ぶことができるアイルランド唯一の大学もあります。留学生にとっても魅力的な環境の整っている都市とも言えるでしょう。
映画タイタニックの舞台「港町コーブ」
最後にはなりますが、上のコーブの写真、見覚えのある方もいるのではないでしょうか?実はこの港はタイタニックの最終帰港地のクイーンズタウンとしても有名な場所なのです。コークに留学される方は是非訪れてみてくださいね。
■アイルランド コークCorkの場所、日本からの行き方、ダブリンからの行き方
アイルランドのコークCorkはアイルランドの南にあるアイルランド第二の都市になります。
コークにも空港があるので飛行機で直接行くことはできますがトランジットが多くなり面倒なので多くの方はダブリンからバスでコークまで行かれます。飛行機でコークに行こうとするとイギリス経由で2〜3回のトランジットで行くというのが多いです。
アイルランドはバス社会ということもあり多くの本数が走っているので飛行機の到着時間をあまり時間を気にしなくても大丈夫です。オンラインでバスのチケットは予約、支払いできてしまうので航空券を確保したらバスも予約してしまいましょう。時間は大体2〜3時間ですぐについてしまいます。金額は€10〜20ほどです。Wifiが発達しているアイルランドでは、バスや電車の中でもフリーWifiが使えてしまうので、到着してから日本にいる友だちやアイルランドのホスト先にwifiで連絡を取ることもできます。
■アイルランド コークCorkの天気、気候、気温
基本的に南に行けば行くほど気候は良くなり、気温も上がります。そのためコークはダブリンと比べると暖かい、過ごしやすい天気となっています。
■アイルランド コークCorkの観光
コークの街の景色はダブリンとも少し似ており、ダブリンよりも人が少ないためまったりと、そしてより多くの自然に囲まれて過ごすことができます。
観光としては美術館もありますが、フィッツジェラルド公園(Fitzgerard Park)という大きな気持ちのいい公園やブラーニー城(Blarney Castle)というインスタ映え間違いなしのお城など歴史を感じるスポットが多いのでぜひ行ってみてほしいですね。
■アイルランド コークCorkの食事
食事についてはダブリンとほぼ変わりません。アイルランドはどこに行ってもおいしいのでうれしいです。弊社スタッフも何度も行っていますが、ダブリンよりも人口を減らし、自然を増やし、天気を良くしたのがコークというイメージです。
街の中心部にはおいしいカフェがいくつもあるのでまったりと街の景色を眺めながら過ごしているだけでちょっとした幸せを感じることができます。
■アイルランド コークCorkの滞在方法
コークでもダブリンと同じように短期留学の場合はホームステイか寮になります。長期留学の場合はルームシェアに移ることが多いです。ダブリンもルームシェアが主流ですが、コークの場合はハウスシェアという滞在の仕方も増えてきます。ルームシェアはたとえば普通のアパートの2LDKを4人で住む、という形ですがハウスシェアは1軒屋を8人で住む、というようなものです。多くのハウスシェアはSingleの自分用の部屋があります。田舎になる分、家賃も安く、広くなるので1軒屋をみんなで仲良く過ごすというハウスシェアもルームシェアとは違った経験になると思います。
■スタッフが実際に訪問しました
ダブリンに次いでアイルランド国内で2番目に大きい街といわれるコーク。南に位置しているため気温もダブリンやゴールウェイに比べると少し高く、またダブリンほど大きな街でもないため短期滞在でも落ち着いて勉強に集中することができます。
街の中心地を川が流れ、そこに架かる橋がメインストリートに繋がる感じが少しダブリンに似ているように私は感じたのですがみなさんいかがでしょうか?
初めてダブリンを訪れたときは、アメリカのロサンゼルスのような大都市感もなく住みやすそうな街だな〜と思いましたが、コークを訪れるとダブリンが大都会のように思えてしまいますね。大都会が好きではない私はダブリンよりコークの方が落ち着きました。
さて、そんなコークのメインストリートにあるイングリッシュ・マーケット。1610年に始まったというこの市場は、たくさんのお店が並んで見ているだけでも楽しくなります。野菜や肉、魚など新鮮な食材がたくさん並び、観光で行っても買い物をしたくなってしまうマーケット。アジアの食材を扱うお店もあります。
市場が大好きな私にはたまりません…!
ちなみに、このマーケットの2階はこのマーケット内で仕入れた食材を使ってるレストランになっています。コークに訪れた際は是非!行ってみてください:)
マーケットを出て少し歩いてみます。
ダブリンのオコンネルストリートを少し規模小さくするとこのセント・パトリックストリートになりそうな気がしたのは私だけでしょうか。
スターバックスもありますね:)
いかがでしょうか?
まだまだ日本語での情報が少ないコークですが、雰囲気が伝わっていれば嬉しいです!ダブリンを選びがちなアイルランド留学ですが、コークも是非選択肢に入れてみてくださいね!