有名発酵バターKerry goldケリーゴールド
kerrygoldというブランドをご存知でしょうか。
普通のスーパーではあまり見かけないかもしれませんが、ごく稀に輸入食品を取り扱っているお店にあります。
留学から帰った方は輸入食品のあるお店に行きたくなる方も多いですよね。
kerrygoldはダブリンにある会社で、発酵バターを製造しています(その他にも商品はたくさんあります)
まず普通のバターと違うのは、これが発酵バターだということ。日本で通常販売されているバターは発酵しておらず、「甘性バター」に分類されます。
一方「発酵バター」は、生クリームやバターに乳酸菌を添加して作ります。発酵バターの製法には、乳酸菌を生クリームに添加して発酵させる方法と、バターに直接乳酸菌を練りこんで発酵させる方法があります。ヨーロッパでは古くから「発酵バター」が主流でした。
ケリーゴールドが発酵バターということ以外に特徴的なのはアイルランド原産の小型の黒牛からバターの原材料である乳を採るというとことです。
これはケリー種という種で、餌が牧草だけなこともあるのですがバターの色は黄金色になるようです。青草に豊富に含まれるカロチンという物質がバターを黄色くするため日本やアメリカなどトウモロコシなどの穀物を餌とする乳牛のバターは色が白っぽくなってしまいます。アイルランドのバターが黄金色をしているのは壮大な土地と気候のおかげで牧草が青々と生えているからです。なんだかアイルランドに留学していることが誇らしくなってきますね。実際食べてみないとわかりませんが、「発酵バター」はバター本来の甘い風味に、ヨーグルトのようなさわやかな酸味と特有の芳香があります。また色が濃いのが特徴的ですね。
ちなみにケリーゴールドの場合は金色の包装紙が有塩、銀色の包装紙が無塩です。これを日本で購入しようと思うと1000円をこえてしまう高級品なんですよね。現地だとだいたい400円くらいです。留学から帰ってきてこのバターを見るとびっくりしてしまいますね。
お土産として持って帰るのは難しいと思うのでぜひ留学で長期滞在する際は召し上がってみてください。
オールドファッションウイスキーケーキ
「オールドファッション」は「旧式、昔ながらの」を意味する「old-fashioned」が語源となっています。こちらのウイスキーケーキはラム酒、グランマルニエやウイスキーを混ぜたシロップに浸したもので、アルコールを十分に感じられる大人のスイーツです。
アイリッシュバームブラック
バームブラックは、アイルランドでハロウィンに食べられる伝統的なドライフルーツ入りのパンやケーキのことです。もともとバームブラックは「干しぶどう入りのパン」という意味ですが、アイリッシュバームブラックはたくさんのフルーツが練りこまれています。バームブラックの面白いところは、このケーキが占いとして利用されていて、市販のバームブラックでもケーキの中に指輪が入っていることです。
昔は指輪だけでなく硬貨やボタン、指貫なども入れられていたそうで、今ではこれが指輪だけで当たれば「幸運を招く」として理解されていますが、昔は「指輪=一年以内に結婚する」、「硬貨=お金持ちになる」、「ボタン=独身男性が結婚できない」、「指貫=独身女性が結婚できない」などと言われていました。
バトラーズ
ダブリンの中心地には、1932年にマリオン・バトラーさんがハンドメイドチョコレートのお店としてスタートさせたアイルランドの老舗チョコレート店バトラーズ(Butlers)があります。「バトラーズチョコレートカフェ」は、ダブリンの中心地にありこれらの店舗ではチョコレートのほかドリンクも販売し、ショッピングで疲れた足を休めるのに最適です!
こちらで飲めるホットチョコレートが老若男女問わず人気でチョコレートドリンクの種類も豊富です。ホワイトホットチョコレート、ダークホットチョコレート、プラリネホットチョコレート、チリホットチョコレートなどなどホットチョコレートだけで10種類以上のバリエーションがあります。またドリンク以外にもギネス入りのチョコレートも有名です。
バノフィーパイ
バノフィーパイは、1972年イギリスの南東部ポールゲイトという小さな町の「Hungry Monk」というレストランで生まれました。
レストランのオープン時にシェフが考案したそうです。イギリス発祥ではありますが、お隣の国ということもあってアイルランドでもこのバノフィーパイは至る所で食べることができます。
タルト生地 (または砕いたビスケット)の上にトフィーソースを流し、バナナと生クリームを重ねたデザートです。仕上げに 細かく挽いたコーヒー豆やくるみ、チョコレートをふりかけます。トフィーソースは、コンデンスミルクをキャラメル色になるまで煮詰めることで作ることができますよ。
アイリッシュアップルケーキ
アイリッシュアップルケーキの特徴は、シナモンとデメララシュガーが表面に散りばめられていることです。スパイスが入っている場合は生地に混ぜてあることが多いのですが、アイリッシュの場合は最後にふりかけます。また、生地自体が少なめでりんごがゴロゴロしているくらい(というよりほとんどりんごの焼いたものに近い)りんごが大量に入っています。
アイリッシュアップルケーキは、シナモンとの風味とデメララシュガーの歯ごたえ、酸味のあるりんごの風味を楽しめます。カフェではほとんどの場合アイスクリームが添えられ暖かいケーキと冷たいアイスで幸せなひとときを楽しめます。
トライフル
トライフルの発祥はイギリスで余ったスポンジケーキなどを利用して作られるため「つまらないもの」という意味でつけられたそうです。これもお隣の国のためか、アイルランドでもよく見かけ、スーパーでも売られているくらい生活に浸透していますね。アイルランドではベイリーズがたっぷり使われたベイリーズトライフルがあります。
ルバーブクランブル
ルバーブは赤くて細いタデ科の野菜で、ズイキやフキのように葉の軸(葉柄)を食べます。加熱すると柔らかくなるのでジャムやお菓子にすることが多いです。ルバーブジャムは、甘酸っぱさとえぐ味を持ったなんとも言えない味。その甘酸っぱいルバーブの上にクランブルをまぶして焼いてルバーブスクランブルの出来上がりです。
アイリッシュモカスムージー
レシピはコーヒーアイスキューブ6個、コーヒーフローズンヨーグルト大さじ3、チョコレートシロップ大さじ3、アイリッシュクリームリキュール50ml(ベイリーズ)、牛乳100ml。材料全てをミキサーで混ぜると2人分くらい出来上がります。最後にトッピングでチョコレートスライスやチョコチップ、ミントをのせると本格的!
スイーツを知れば紅茶も合わせて知りたくなってしまいますね。アイルランドは実は紅茶大国なんですよ!
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