首都, 4つの州
首都:ダブリン Dublin
レンスター州
首都のダブリンからちょっと足を延ばせば、さまざまな時代にわたる遺跡が数多くなります。
レンスター州で覚えておきたいのは、首都のダブリンがあること、初期のキリスト教の遺跡があるグレンダーロッホです。
マンスター州
マンスターはアイルランドの南西部。アイルランド人にとってはリゾート地として人気です。色鮮やかな家が建ち並ぶ港町が数多くあります。第二の都市コークがあることも覚えておきたいですね。
コナート州
コナートの魅力は何といっても厳しい自然の造形美。
中でもアラン諸島が有名である。北に位置するコネマラ地方は緑豊かな地域が広がっている。トレッキングやフィッシングなど、アウトドア好きには堪らない。
アルスター州
アルスター州の北東部の海岸線がおりなす美しさは息をのむほど素晴らしいです。ジャイアンツ・コーズウェイは観光名所として人気が高いです。ドネゴール県ではゲール語が未だに引き継がれているようです。
アイルランドと日本の時差
アイルランドの時差
日本との時差:ダブリン:-9時間
計算の方法:日本時間から9時間引けばOK
つまり、日本のAM11:00がアイルランドでは前日のAM2:00となります。
サマータイム実施中は8時間の時差になります。
▶︎サマータイム実施期間
3月の最終日曜AM1:00(=AM2:00)~10月の最終日曜AM1:00(=AM0:00)
治安・良い国ランキング:日本との違い
「2016年良い国ランキング」
「良い国ランキング」とはイギリス人政策アドバイザーであるSimon Anholt氏が毎年発表しているもので、環境や健康等の7つの部門を総合して順位付けがされてるものです。
アイルランド11位、日本19位でした。
日本はアジアで「良い国ランキング」トップとはいえ、アイルランドは過去に1位を取ったこともあり、実は世界的人気は高いんです。
アイルランドの治安はヨーロッパの中でも最も治安が良い国と認識されているほど安心して過ごすことができます。アイルランド留学Driveスタッフがアイルランドのオフィスから家へ深夜2時、3時に帰宅することもたまにありますが危険なんて少しも感じたことはありません。日本よりも安全だとも思えるほどです。もちろん留学生の方は深夜には出歩かないで下さい。ただ、もしかすると日本よりも安全かもしれない国なので、そこまで心配をする必要はありません。
少し気をつけた方がいいアイルランドの地区
それでも夜歩くにはちょっと気をつけた方がいいと言われている場所があります。覚えるのは簡単です。ダブリンのLiffey川を挟んで北側、地区で言うとダブリンの奇数番号の地区は少し気をつけた方がいいと言われています。ただ、アイルランド自体非常に治安がいい国ですので、強いて言えばという程度のものになりますので、実際のアイルランド留学Driveスタッフの滞在経験や留学生様をサポートさせて頂いていてもそこまで過剰に気にする必要はないと言えます。
北と南では確かに少し雰囲気も違います。南は昔の建物が丁寧に残されており高級な雰囲気も漂っていますが、北は少し雑多な感じです。そのため家賃なども北のほうが安めになっています。ちなみに、スーパーで買い物をする際も北のほうが安いことが多いです。
アイルランドの友人から聞いた話しでは、携帯で話しながら歩いていたら、携帯を走り取られてしまった、携帯をカフェの机に置いていたら、いつのまにか取られてしまっていた、などということもないわけではありません。
日本ではポケットに携帯や財布を入れて、机の上に出す人が少ないので気をつけた方がいいです!このような治安の関係もあるので、北側の方が家賃が比較的低くなっています。もちろん普通に住んでいる留学生様もいるので問題はありませんが、用心するに越したことはないので慣れて油断しすぎないようにだけお気をつけください。
ただ、やはりアイルランドは治安が良く、安全と言われることの方が圧倒的に多いです。世界で一番友好的な国として選ばれたこともあるくらいなので、他の英語圏と比較した時に治安のことはそれほど気にしなくても大丈夫と言えます。実際、アイルランドに滞在していた経験からも日本よりも安全だと感じるくらいです。
日本でもそうですが、一人で夜歩く時は、アイルランドに限らず慣れない海外の場合は少し気をつけながら歩きましょう。
フライト
残念ながら日本からの直行便はないので必ず途中でトランジットが必要となります。
大体20〜30時間のフライトとなるので、なかなか長時間なので飛行機内でリラックスできるようなアイテムがあると便利です。安いと往復10万円もしないので、できるだけ早めに確保したいですね。
気候
アイルランドは、メキシコ暖流の影響を受けるため、比較的暖かな環境と言われており、年間を通して雪が積もることはほとんどなく、驚くほど寒くなることは稀です。しかし、緯度は樺太と同じ緯度にあるため決して暖かくありません。気温は東京と比べて低めです。夏場でも20℃超えることはあまりないため、簡単な上着は用意していたほうがいいです。天気は変わりやすく、日本のように長期的に雨が降るのではなく、にわか雨が多いため、フード付きの服がとても便利です。
下記は日本の首都東京と、アイルランドの首都ダブリンの気候を比べたものです。
上記のようにアイルランドでは小雨がちょっと降って止む、という天気が少なくありません。ちょっと降った後に、すぐに止んで、また時間が経つと小雨が降り始めます。
なので傘を毎回毎回さしているとかなり面倒です。地元の人々はあまり傘を使わないです。子供だけでなく、若者、おじいちゃん、おばあちゃんまであまり傘を使わないです。代わりに何を使うかというと、『フード』です!
日本ではあまり使わないかもしれませんが、アイルランドではフード付きの服がかなり重要になります。雨が降ればフードを被ります。そのあと雨が止んで歩いているうちに乾いてしまうんですよね。自分も最初は傘を使っていましたが、そのうち何だか自分だけ傘を使っているのが恥ずかしくなって、フード派になりました。
マウンテンパーカーなどの割と雨に強いフード付きの洋服がある人は持っておくととても便利です。
面積
7万280㎢で北海道とほぼ同じ大きさになっています。
人口
416万人(2014年)
北海道よりもちょっと少ない人口になっています。
35歳未満の人口比率が50%を越え、出生率は2.1人と欧州1位の数字になっているんです。子供の数も多く、働く人口も多い、成長著しい国に見られる構造なんです。
アイルランドの首都ダブリンは人的資源において世界最高の都市として認められ、人材の柔軟性と適応能力で欧州1位となっています。
アイルランドでは働き盛りの30代前半の人口が一番多く、その年代の子供世代も多く存在し、今後約100年間の人口の推移も安定する形となっています。
良い国指数でも世界1位を獲得しているアイルランドの底力も感じられますね。
アイルランド留学生国籍比率
国民性
現地の人の国民性は、留学するにもワーキングホリデーに行くにしても、長期滞在する上でとても重要ですよね。
ですがご安心ください!実はダブリンは「世界一フレンドリーな都市」と言われているんです。実際、各スタッフのアイルランド滞在経験からしても他の国に比べて非常に温かく迎え入れてもらえました。治安も良くとても安心して過ごしていたのを覚えています。ただでさえ心細い留学で、もし現地人に冷たくされてしまったら心が折れてしまいそうです・・・
他にもアイルランド人は、
- 教育水準が高い
- しゃべることが好きで話し上手
- プライベートを大事にする
と言われることが多いです。アイルランドのことを少し分かっていただけたでしょうか。大切なのは「そんなに寒くはなく、フレンドリーな国民性」というポイントです!
物価、食費
世界物価ランキングというものがあり、東京が11位にランクインしていますが、たとえばオーストラリアの順位は31位、アメリカのニューヨークは16位、イギリスのロンドンは12位というような結果となっており、東京と比較するとどこも物価的には低くなるイメージですが、まだ少し高い気もします。
アイルランドのダブリンは49位、ニュージーランドのオークランドになると61位となっており、ここまでくると東京と比較してもかなり低くなることが客観的にわかるかと思います。
実際にアイルランドで売られている物の金額、物価についてですが、ヨーロッパなのでよくコンビニなどにも置いてあるのがサンドイッチです。安いもので€2、高くても€4くらいなので日本とあまり変わりません。パンは大体€0.5〜2くらいです。安くて大きくておいしいです。
小麦系はやはりヨーロッパはおいしいです。
スーパーのバナナは1kgで€1.25、鶏肉などは日本のように部位でも売られていますが、一羽丸々で500円ほどです。
日本で健康のためにジムを利用する人も増えてきていると思いますが、アイルランドにも24時間営業のジムがあります。金額は月4,000円ほどですので、日本と比べても費用は基本的に抑えられることがわかるかと思います。
アイルランド留学をする方は留学中にヨーロッパ各国を旅行する方もとても多いです。それはフライト費用も安いからです。ヨーロッパ最大のLCCであるライアンエアーがアイルランドの会社のため、アイルランドからどこに行くにも非常に安いです。セール時などは1,000円もしないフライトなどもあります。
肝心の語学学校などの留学費用ですが、こちらもアイルランドは他の英語圏と比べて低いということで知られています。
総じて、物価は日本と比べても、他の英語圏と比べても低く、留学カウンセラーの個人的には日本で生活するよりもコストは抑えられると思います。
唯一高いので気をつけてほしいものは外食です。外食は高いです。気軽な気持ちではなかなか行けません。普通のパスタを食べただけで2000〜3000円ほどはしてしまいます。外食には気をつけてください。
食事・水・酒・タバコ
アイルランドの朝食はシリアルが多いですが、イギリスと同様でフル・ブレックファーストも頻繁に食べられている。パックランチ(お弁当)はサンドイッチとフルーツが多い。平日は夕食がメインで、肉、魚、ポテト、パスタなどがでます。
アイルランドの水道水は安全?
結論を申しますと、アイルランドの水道水は飲むことができます!安全です!しかしながら、注意していただきたいのが、蛇口を捻って出てくる水が硬水(マグネシウムとカルシウムなどが含まれている水)という点です。日本は軟水の国なのでお腹の弱い人は気をつける必要があります。もちろん、アイルランドに留学した人の中で水が合わなくて急遽帰国することになったという方はいないので気にしすぎもよくないかもしれませんね。
ちなみに弊社アイルランド留学Driveスタッフは毎日何の問題もなく1リットル以上飲み続けているので基本的に問題なく飲み、調理に使って頂いて大丈夫と思って頂いて良いかと思います。
アイルランドでは18歳未満のお酒、タバコの購入は禁止されています。日本よりも少し早いですね。アイルランドはギネスビールで有名であったり意外と知られていませんが、ウィスキーも有名です。陽気なアイルランド人が集まるパブも非常におすすめです。
政体
共和制、EU(欧州連合)に加盟しています。
民族構成
ケルト系アイルランド人など
宗教
アイルランドは国家としては宗教に中立的な立場をとっていますが国民の約85%はカトリック。無宗教、プロテスタントが各約5%で約2%がイスラム教徒。プロテスタントはアイルランド国教会や長老派教会、メソジストに分かれます。
教育水準
教育水準がEU内でとても高いんです。
その理由として小学校、中学校、高校、大学のすべてがほぼ無料なんです。そのため大学進学率がEU内で毎年上位3位以内によくランクインしています。
言語
公用語は英語とゲール語とされていますが、みんな英語を話します。ゲール語で会話をするのはごく一部のゲール語保護地域のみとなっています。
英語
アイルランドでは公用語をゲール語(アイルランド語)と英語と定めています。文化を保護するためにゲール語を残していますが、ゲール語に関しては簡単な会話を理解できるくらいの水準で、コミュニケーションはすべて英語です。
アイルランドはアメリカ・イギリス・カナダなどと同様に、英語のネイティブ国なので、もちろんアイルランド全土において英語でコミュニケーションが図れます。教育現場ではイギリス英語のテキストを使うことが多いです。アメリカとの関係性も深いため、アメリカに長期で移り住んで戻ってくるアイルランド人も多いです。そのため街にはアメリカ英語もイギリス英語も溢れており、世界言語である英語に短期間で慣れることができます。
通貨・クレジットカード
通貨はユーロ(€)。1ユーロ=約130円。紙幣は7種類(10,20,50,100,200,500ユーロ)、コインは8種(1,2,5,10,20,50ユーロセント、1,2ユーロ)があります。両替は銀行、両替所などで可能です。 国際キャッシュカードを利用すれば、空港やショッピングセンターなどに設置されているATMで24時間お金を引き出せます。このマークが入っていれば国際キャッシュカードとして利用することができます。 |
チップ
アイルランドではチップを払う場合と払わなくてもいい場合があり、少しややこしいんです。料金に既にサービス料として含まれている場合はチップを払う必要はないので、領収書をしっかりとチェックしましょう!
また、領収書に書かれていなくとも、いいサービスを受けたと感じなければ払う必要はありません。いいサービスだったな!と思った時や領収書に書かれていない場合は以下を参考にしてください。
タクシー
料金の10~15%
レストラン
料金の10~15%
クレジットカードの場合は、領収書に『Tip 10%』と『Total ~』と書けばOKです。
チップが何%で、合計がいくらになる、ということを書きましょう。レストランによってはそれ用の欄が領収書にあるので利用してください。
ホテル
基本的には必要ないですが、荷物を運んでもらった時や、ルームサービスを頼んだ時は€1ほどをチップとして渡しましょう。
従業員はチップがないとかなり安い給料になってしまうため、いいサービスを受けたら快く支払いましょう。
銀行・郵便局
銀行の営業時間は平日10:00-16:00(木曜日:-17:00)で、ATMは365日/年・24時間利用することができます。アイルランドで銀行口座を開設する場合、書類を携えて学校の指定銀行で開設申込みができます。キャッシュカードは口座を開設して1週間前後で届きますが、預金通帳はなく、口座残高の履歴が郵便で送られてきます。郵便局の営業時間は平日9:00-17:30、土曜日9:00-13:00で、1ユーロ程度で日本に封書を送ることが可能です。
アイルランドの電話・電気(電圧)・コンセント
公衆電話はコイン式とテレホンカード式の2種類あり、テレホンカードの方が割安になります。もちろん公衆電話から国際電話をかけることができます。クレジットカードで電話がかけられるものもあります。アイルランドの電圧は230Vです。日本の電気製品を持って行く際には変圧器なしで対応できるかどうか出発前に確認してください。プラグは3穴(BFタイプ)か2穴(Cタイプ)がありますが、3穴タイプがメインとなっています。
アイルランドから日本へかける
00 (国際電話識別番号) + 81 (日本の国番号) + 3 (市外局番の最初の0を除いた番号) + 1234-5678 (相手先の電話番号)
00 (国際電話識別番号) + 81 (日本の国番号) + 90 (携帯電話の最初の0を除いた番号) + 1234-5678 (相手先の電話番号)
まとめると、
0081を押し、日本の電話番号の最初の0を抜いた番号をダイヤルすればOKです!
次は日本からアイルランドにかける場合です。こっちのほうがちょっとややこしいんです。留学やワーキングホリデーに行くとき、 日本で待つ家族や恋人、友達は心配するものです。 なにかあった時のために、電話のかけ方を伝えておきましょう。
ただ、最近はほとんどの人がスマホを持っているので、アプリでかける方が便利でおすすめしています。なにより、高い国際電話代がかからないのがおすすめポイントです。wifiに繋がっていればLINEなどの通話アプリで普通にかけることができます。
日本からアイルランドへかける
日本からアイルランドへかける場合は、 どの電話会社を使ってかけるかによって少し変わってきます。
注意するところは、 『相手のアイルランド電話番号の最初の0を抜いてかける』 というところです!
アイルランドのコンセント
荷物の準備を進める中で、うっかりでは済まされないポイントが変圧器やコンセントプラグの形などの充電に関する点です。
まずは結論からいきましょう!
アイルランドは基本的に・電圧:230V ・プラグタイプ:BF(3穴タイプ)です。
イギリスと同じ環境になります。しっかりと形覚えていってくださいね。ひとまずこれで電源はバッチリです!
変圧器が必要?
そもそもなぜ変圧器が必要なのか?その理由を探る上でまず日本の現状をお伝えすると、東日本で50Hz、西日本では60Hzの交流100Vが使われています。しかし、海外では230Vのところが多いんです(もちろん国によって異なります)。 アイルランドに限らず一般的な諸外国は、日本と比べて高電圧なので、そのまま使ってしまうと電気製品が破損してしまう恐れがあるのみならず、火災の原因になってしまいます。非常に危険なので、「二つ穴だし形も似てるから大丈夫!」とは考えずに必ず確認をしてください。留学初日から火災なんてとんでもない…。(※最近では100-240V対応の充電器が一般的になってきているので、いま使っている充電器を確認しておきましょう)
ドライヤーをアイルランドに持って行く場合は変圧器が必要なケースが非常に多いですが、ここで困る事があります。実は変圧器ってあまり安くないんです。。。
アマゾンでレビューが多くある変圧器を検索すると4000円ほど。そうなんです、変圧器は5000円くらいするんです。なので、本当に海外に変圧器が必要な電気製品を持っていって使うのかよく検討したほうがいいです。
大抵は現地調達できますし、留学が終わって帰国時には売ってから帰国する人も多いんです。基本的には変圧器が必要な電気製品については現地調達をおすすめしています。
変換プラグは必要?
国によってプラグの形が異なるので、 変圧器は不要の場合でもこちらは必要となります。ご存知の方も多いかもしれませんが、ヨーロッパ全域では日本のAタイプ(2つ穴タイプ)を採用していないんです。海外ではほとんどの場合3つ穴タイプです(統一してほしいものですね)。この変換器は電圧を変える力はなく、ただ穴を合わせるだけのものです。そのため変圧器と比べるととても安いです。数百円で手にする事ができます。
留学準備として事前に買って用意しておけば便利ですし、空港でも買えます。なんなら現地でも買えます。ただ、油断せず、出発前に持っておきましょう。
そしてこちらはいろんな国のプラグがセットになっているタイプです!!これだけで一生分の海外旅行に対応することができるでしょう。パソコンやスマートフォンを充電するときは変換プラグがなくてもそのまま使うことができることが多いですが、そのため変圧器は買うのに悩んでも、値段も安いので変換器は買っておきましょう。うちの現地スタッフももちろん買っていっています。
国旗
アイルランド国旗の旗は緑・白・オレンジの3色旗になっています。
この色、実はちゃんと意味があるんです。
緑はカトリック、オレンジはプロテスタント、白は両者の平和を表しているんです。
国章
アイルランドでハープの存在は、古い伝説において語り継がれてきたそうです。魔法の神ダーダがハープで3種類の音楽を演奏し、敵を泣かせ笑わせ、最終的には眠らせたというものです。
中世からは吟遊詩人がハープで伴奏をつけながら歌っていたとのことで、やがて王侯や貴族がハープ奏者を個人的に雇うようになり、16世紀以降はハープ音楽がかなりもてはやされるようになりました。このころから国の象徴としてハープが使われてきたのです。17世紀~18世紀には戦争の際アイルランド軍を表す旗にも使われ、現在では大統領や大臣の捺印や、アイルランドのユーロコインにも使われています。ギネスのロゴにも使われていますよね。
そしてこの国章は1945年11月9日にアイルランド共和国の正式な国章として制定されたのです。
セントパトリックスブルーを地色にし、その上に銀色の弦を張られた金のハープが描かれています。ちなみにこの紋章はイギリスや同じくイギリス植民地であったカナダの国章にも使用されています。
国歌
Amhrán na bhFiann 「兵士の歌」
晴れ晴れとした平和を感じる国歌になっています。
国花
この花、そして見たことありますよね?小さい頃四つ葉のクローバーを探したこと、きっと皆さんもあると思います。そうです、シロツメクサです。アイルランドの国花は”シャムロック”、シャムロックとは3つの葉を持つ植物の総称だと言われています。シロツメクサもその一つにあたります。
そもそもシャムロックがアイルランドに広まったのは5世紀、かの聖パトリックがキリスト教を広めた際に、三つ葉のクローバーを片手に教えを説いてまわったことだとされています。三枚の葉が”三位一体”をイメージさせるということです。
アイルランドでは国営航空会社のロゴやラグビー代表のユニフォーム等にもシャムロックが描かれ、恋人たちは婚約の際にシャムロックを交換し合うのだそうです。
国鳥
日本の国鳥はキジ、ではアイルランドの国鳥はなんでしょうか?
写真を見てもピンと来ないかもしれませんが「ミヤコドリ」という鳥です。名前は聞いたことがある人は多いかと思います。日本では「冬鳥」に分類され、海岸地帯でよく見られます。体長は45cmほどでハトより少し大きい程度。頭から背中と翼は黒、お腹は白とはっきり2色に分かれていて、なんだかペンギンに似ていますね。
夏に北欧、中央アジア、沿海州、カムチャツカ半島などで繁殖し、西欧、アフリカ西岸、中東、中国南部、日本にかけての海岸で越冬するミヤコドリ。日本では九州や東京湾、三重などで見られますよ。見かけたときはアイルランドのことを思い出してみてくださいね(^^)
鳥を知ったのならば、犬も知っておいたほうがいいでしょう。実はアイルランド原産のワンちゃんを紹介所ましょう。
国技
アイルランドへ進出している世界的起業
たくさんの世界的企業が進出しているのですが、日本にも進出しているところで言うとGoogle、Yahoo、ebay、Microsoft、apple、amazon、paypal,Facebook、twitter、linked in、dell、Dropbox、airbnbなどなどとてつもない企業がこぞってアイルランドに進出しています。
主要産業
製薬、医療、ICT(Information and Communication Technology)ビジネスに国として力をいれています。コンタクトレンズの方はどこで作られたレンズか確認してみてください。
実は世界で使われているコンタクトレンズの30%がアイルランド製なんです。また、これらのビジネスには国から助成金などのサポートが非常に豊富にあります。
アイルランド時給
最低時給は€8.65(€1=130円とすると1200円ほど)とヨーロッパ内で最高水準であり、日本と比べても高めの設定です。
アイルランドの日本大使館
Embassy of Japan
Map : P.53A2
Nutley Building, Merrion Centre, Nutley Ln., Dublin 4
TEL : (01) 2028300
FAX : (01) 2838726
web : https://www.ie.emb-japan.go.jp/itprtop_en/index.html
メリオン・ロードとナットリー・レーンの角にあるビル(1階にTESCOがあります)の3階にあります。
DART最寄駅: Sydney Parade。
バス: 4番及び7番、Merrion Road (Ailesbury Road) 下車
ロンドンの日本大使館
Embassy of Japan
Map : 101-104 Piccadilly, London, W1J7JT
TEL : (020) 74656500
FAX : (020) 74919348
web : https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/
警察・消防・救急
とんでもない緊急時は『999』にダイヤルしましょう!